部屋探しにおいて水廻りというのは重要なポイントとなります。その中でも風呂・トイレについてちょっと考えてみます。
借りる人から見ると意外に気にしない？
３点ユニットバスの部屋は、風呂トイレ別の物件に比べて家賃が安いです。
もちろん同じ家賃であれば、風呂トイレ別の方がよいのでしょうが、安ければ別に３点ユニットでよいという方も結構いらっしゃいました。
３点ユニットバスは単身者向けの部屋にあるものです。誰かが風呂を使っている時にトイレが使えない・・・というのを危惧する方もいますが、そもそもそのような状況はほとんどありません。
また床がびしょ濡れになるという話もありますが、シャワーカーテンを付けて、十分な換気をすればそれほど問題ではないでしょう。
家賃との兼ね合いにはなりますが、３点ユニットでも十分借り手はあるはずです。
３点ユニットバスの一番の弱点
以上のように３点ユニット自体はそれほど嫌われてないと言いましたが、どうしても嫌だという方はもちろん存在します。
その一番の理由は、
「温水洗浄便座がない！（設置できない）」
ことなんです。
温水洗浄便座はほとんどの家庭にありますし、コンビニや飲食店等のお店のトイレにも必ずあります。使わない方もいますが、一度使うとやめられない・・・という方も多いですよね。
３点ユニットバスの場合、この温水洗浄便座が無かったり、設置するための電源がないのがほとんどなんです。
３点ユニットバスに温水洗浄便座は設置できるの？
ホテル仕様の温水洗浄便座であれば問題なく使用することができます。
費用は工事費込でおよそ１０万円ほどで、通常の温水洗浄便座に比べれば割高ですが、設置する価値は十分あります。
（その際は必ず業者に設置をお願いしましょう。市販の物を無理に設置しようとすると、漏電の恐れがあり大変危険です）
賃貸の対策として風呂・トイレを分けるのも一つの方法です。ですがその分の工事費を回収しようとすると、かなり厳しいものがあります。
３点ユニットバスの物件をお持ちで賃貸がなかなか決まらない方は、まず温水洗浄便座から試してみることをお勧めします。