最近の札幌の夏は暑い!という話をよく耳にします。今年は特に暑く、既に7月の初旬で連日30℃超えとなってます。
道外から避暑目的で来た方も「こんなはずじゃなかった・・・」とガッカリするくらいの暑さですが、マンション情報を見ていると、「エアコン」が設置されていない物件がたくさんある・・・。これ大丈夫なの?って心配になりませんか?
無くてもなんとかなる!
これはあくまで私の経験ですが、札幌ではエアコンが無くてもなんとかなります。以前エアコン付きの賃貸マンションに入居したことがありますが、南向きバルコニーの日当たりの良い部屋ながら、3年住んで2~3回しか使ったことがありませんでした。(笑)
現在は西向きバルコニーの部屋に住んでいますが、夕方が少し厳しいくらいで、エアコンの必要性を感じられません。
【夜涼しい】
夏は連日30℃を超える札幌ですが、本州と違うのは夜の気温が比較的低いことです。およそ20~25℃位で落ち着きますので、暑くて寝ることができない・・・ということがほとんどありません。朝出かけて夜帰宅する生活リズムであれば、特に不都合は感じないのです。
【部屋探しの条件でエアコンの優先度が低い】
これは私が賃貸の営業をしていた時の話です。
賃貸の営業の際、まずお客様から希望の条件を聞きます。100%ご希望に沿える物件はまずありませんので、これだけは譲れないという点を聞いて部屋を絞り込んでいきます。
「オートロックは絶対にあった方が良い」とか「階数は2階以上」というように絞り込んでいきますが、「エアコンは絶対になければダメ」という方は非常に少なかったと思います。
【ストーブ(暖房機)の方が重要】
冬の寒さが厳しい北海道では暖房機(ストーブ)は必須で、どの部屋にも必ず設置されています。
「冷暖房はエアコン1台で良いのではないか?」という意見も聞きますが、はっきり言ってエアコンの暖房では北海道の冬は乗り越えられません。
エアコンは実質「冷房機」としての役割のみになりますので、それなら無くていいかな・・・ということになるんです。
他の部屋と差別化するために設置するのもあり】
上記の通り札幌でエアコンは必要ないと思いますし、実際に設置されていない部屋も多いのですが、もちろん無いよりは有った方が良いことは確かです。
区分マンション投資の場合、近隣のマンションのみならず、「同じマンション内の周りの部屋」もある意味ライバルといえます。
あなたの部屋が「そのマンション内で唯一エアコンがある部屋」であればどうでしょうか?エアコンの優先度は低くても、せっかくだからエアコンがある方を借りようとなるかもしれません。
《まとめ》
・札幌は夜が涼しいのでエアコンいらず
・部屋探しでエアコンの優先度は低い
・暖房機は必須。エアコンの役割は「冷房機」のみ
・投資としては他の部屋との差別化で、あえて設置するのもあり